脱毛効果や料金は！？脱毛サロンと脱毛クリニックを徹底比較

脱毛サロンと脱毛クリニックの違いについて1

脱毛の方法

脱毛サロンではフラッシュ脱毛やIPL脱毛、SHR式脱毛(蓄熱式脱毛)などが行われています。そして脱毛クリニックは医療用レーザーやニードルによって脱毛を行います。現在の主流は脱毛サロンで行われるフラッシュ脱毛やIPL脱毛、脱毛クリニックの医療用レーザーなどを使用した脱毛ですが、どちらもメラニンに反応する波長の光を照射することで毛根を破壊する脱毛方法です。

しかし、脱毛サロンと脱毛クリニックでは脱毛のために照射する光の出力が違います。たとえば脱毛サロンで行うフラッシュ脱毛では、医療従事者ではない一般的なエステティシャンも扱うことのできる出力が低いマシンを使用していますが、脱毛クリニックは医師が常駐しておりトラブルが起きた際に対応が出来るため、出力が高いレーザーを使用して脱毛を行っています。

施術時の痛み

脱毛サロンで行われるフラッシュ脱毛やIPL脱毛などは、波長が異なる光を広範囲に照射する施術です。出力が低いため施術時に感じる肌の痛みが小さいという特徴があります。しかし医療用レーザーは単一の波長で出力が高いため、個人差はありますが施術時に強い痛みを伴う場合があります。

施術を行うのが医師なのでトラブルが起きた際に対処してもらえるメリットはありますが、デリケートゾーンなど皮膚が薄い部分を脱毛する際の痛みはとくに強いといわれています。そのため、初めての脱毛で痛みが心配だという方は、最初に脱毛サロンを利用することがおすすめです。

脱毛効果と肌への影響

脱毛には様々な種類がありますが、永久脱毛は医療行為なので医師免許を持っている医師のいる脱毛クリニックでしか行えません。また脱毛サロンが宣伝などで永久脱毛という言葉を使用することも禁止されています。そのため脱毛サロンでは毛根を破壊するのではなく、毛乳頭の成長を抑制することで発毛を遅らせてむだ毛を目立たなくするという半永久的な脱毛を行っています。

そして肌への影響という面では、脱毛クリニックの施術は強力なレーザーを使用することで肌の赤みや肌荒れなどの症状を引き起こす可能性がありますが、脱毛サロンは肌への影響が少ない光を照射する上に、専用のジェルなどによって施術前後にスキンケアが行われるため、肌のトラブルが比較的少ないという特徴があります。

脱毛サロンと脱毛クリニックの違いについて2

脱毛にかかる期間

脱毛サロンには安価で施術時の痛みが少ないというメリットがありますが、脱毛に使用するレーザー機器の出力が低いため、脱毛には時間がかかります。たとえば全身脱毛を行う場合に脱毛サロンでは2~3年の期間をかけて十数回ほど施術を行います。

しかし脱毛クリニックの医療用レーザーは出力が強いため、痛みを伴うかわりに1回の施術ごとの脱毛効果が高いという特徴があります。そのため脱毛クリニックでは、1年から1年半の期間に8~10回ほどの施術を行うことで脱毛が完了します。

利用しやすさ

全国展開している大手の脱毛サロンは様々な地方に存在しているため、引っ越しをした場合も転居先の近くにある系列の店舗で脱毛を継続できることがあります。また、脱毛サロンはショッピングモールや駅前などの利用しやすい場所にあるため、他の用事のついでに利用したり、会社帰りに立ち寄りやすいという特徴があります。

脱毛クリニックの場合は有名な施設が都市部にあることが多いため、地方在住者は利用しにくい場合があります。

料金について

脱毛クリニックと違って脱毛サロンは全国的に展開されているため、各店舗で競争が行われています。そのため、脱毛サロンと脱毛クリニックの料金を比較すると脱毛サロンの方がかなり安く利用することが出来ます。

そして脱毛クリニックと違い脱毛サロンでは、Web予約割引やセット割引、初めての方を対象としたお試しコースやモニター価格割引など、各サロンが様々なお得なサービスを実施しています。

また利用する店舗によって料金が異なりますが、脱毛サロンでは脱毛クリニックと較べて半額以下の料金で脱毛を行える場合が少なくありません。そのため脱毛クリニックで全身脱毛を行うと、総額で30~50万円ほどの料金が必要になります。